「フェブラリーＳ・Ｇ１」（１９日、東京）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹（美浦）、竹原伸介（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【ショウナンナデシコ　Ｂ】

　昨秋は３戦連続３着後、東京大賞典で６着。その後に放牧に出されて、ここを目標にしてきた。馬体はピカピカに輝いて見えるほど、毛ヅヤが素晴らしい。この時季の牝馬としては、状態も文句なしだ。

　多少首が高い点はあるが、体長と体高を考えるとマイル戦がベストと思える。牝馬らしいスラッとした体つきが、シャープなレースぶりを感じさせる。前腕部の血管は見えにくい印象だが、お腹まわりに肋骨がうっすらと見えている点は上々だ。（馬サブロー栗東・竹原伸介）

　〈１週前追い切り診断〉栗東坂路で４Ｆ５１秒１－３６秒７－１２秒３（一杯）。シャウビンダー（４歳１勝クラス）との併せ馬で２馬身先着。力強い脚さばきで駆け上がり、ラストも上々の伸びを見せた。気配は良好。