【四日市G3】地元の太田瑛美が日野未来を倒して1着スタート「まずは決勝に乗れるように頑張る」
「ベイサイドナイトドリーム・G3」(14日、四日市)
太田瑛美(24)=三重・120期・L1=が地元戦で白星スタートを決めた。
初日1Rは日野未来(奈良)が人気を集めるレースだったが、今年優勝2回、賞金ランキング5位の強敵相手でも臆することなく、最終ホーム過ぎに仕掛けてゴールまで抜かせることなく押し切った。
「緊張しました。(日野)未来さんを後ろにして、自分から先に仕掛けようと思ったので想定通りいきました。前に出てからは必死でした。バックは強烈な向かい風。流れるところがなくて『早くゴール来て』って感じでした」と力を出し切った結果の1着を喜んだ。
ここ数場所は上積みを求めて新しいセッティングに挑戦したが、大事な地元戦は乗り慣れたセッティングに戻して臨んだ。「自転車は問題なかった。もうこの後はセッティングはいじらず、このままいきます」と自信を持って2日目以降のレースに向かう。
ホームバンクは隣の松阪だが、四日市もデビュー以来5開催走って、全て決勝進出。1着回数も多いバンクだ。「まずは決勝に乗れるように頑張る」と気合を入れ直して、目指すのは四日市での初優勝だ。