【四日市G3】堅実な立ち回りで安定感抜群の藤田まりあが決勝で大穴を出す
「ベイサイドナイトドリーム・G3」(16日、四日市)
藤田まりあ(24)=埼玉・116期・L1=が2着3本と堅実な走りで決勝進出を決めた。準決3Rは太田りゆ(埼玉)に上を行かれて2着だったが、最終2角3番手から先まくりを決めて日野未来(奈良)をのみ込んだ。「先行態勢に入っていた(日野)未来さんがペースを落として引っ張っていたので、このままじゃダメって思ってすかさず仕掛けた。(太田)りゆさんが強かったから2着になってしまったけど、思い通りに走れたし悪くない」と満足気にレースを振り返った。
選手生活7年目で初めての四日市バンクに参戦。「バンクは走りやすいですよ」と手応えをつかんでいる。決勝は尾方真生(福岡)、太田り、日野と3強が相手になるが、見逃せない1人だ。「花粉症がひどいけど、でも戦える状態だと思う。相手は強いけど、隙を突いて大穴を出せるように頑張ります」と気合を入れる。1月高知以来と今年2回目の優勝に向けて俊敏に立ち回る。