アイホ女子日本、全敗で最下位決定
2014年2月19日
「ソチ五輪・アイスホッケー女子・7、8位決定戦、ドイツ3‐2日本」(18日、シャイバ・アリーナ)
女子の7、8位決定戦で日本はドイツに2‐3で敗れ、5戦全敗で最下位に終わった。五輪では1998年長野大会と合わせて10戦10敗。日本は第1ピリオド、反則で1人少ない状態で先制点を許した。13分40秒に久保英恵(31)=西武=が決めて追いついたが、第2ピリオドに反則で迎えたピンチなどに2失点。第3ピリオドに米山知奈(22)=三星ダイトーペリグリン=が1点を返したが及ばなかった。
ゴール前の攻防が明暗を分けた。最後のドイツ戦で日本はまたも1点の差を埋められなかった。相手より6本多かったシュートは力強さと精度を欠き、守りでは瞬時の一歩が遅れた。主将の大沢は「1勝の壁が厚かった」と目に涙を浮かべた。