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藤波、決闘場&古戦場行脚プロレスを提案

大谷晋二郎を攻める藤波辰爾
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大谷晋二郎を攻める藤波辰爾

 「レジェンド」(5日、巌流島)

 猪木‐斎藤戦以前の「26〜27年前」に巌流島プロレスを発案したものの「条件が整わなかった」という藤波辰爾は、大願成就に「船で入ってくるときに(宮本武蔵になる)思いは達成しましたよ。(試合が始まって)長州と組み合った瞬間の達成感…あのまま時間が止まって欲しかった」と、こみ上げてくる笑みを抑えられなかった。

 試合は大谷晋二郎を飛龍裸絞めで追い込んだものの、パートナーのヒロ斎藤が長州のリキラリアートからのサソリ固めに捕まって敗退。それでも「恒例でやっていきたい」と継続開催を宣言し「日本全国にこういう先人の残したいろんな地がある。戦い行脚もいい」と、荒木又右衛門の鍵屋の辻や堀部安兵衛の高田馬場といった歴史上の決闘場や合戦場でのプロレス開催をブチ上げていた。

(2012年5月6日)

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