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猪木IGF、7・10初の中国大会決定

 第1回中国大会を発表したアントニオ猪木(中)
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 第1回中国大会を発表したアントニオ猪木(中)

 「IGF」(7月10日、上海国際体操中心)

 アントニオ猪木・IGF会長が7月10日に上海国際体操中心(5000人収容)で中国での第1弾大会「第1回世界総合格闘技(KF‐1)大会」を開催することを28日、都内で発表した。

 正式発表にこぎ着けた猪木は「やっぱり国家の許可がなければ。本格的に中国進出に向けて走っていくと思います」と、公的なバックアップに意を強くしていた。大会は国家体育総局と上海国際武術博覧会が許諾し、主催に中国武術協会、共催に上海市体育協会、協力に同武術協会、同武術院、同体育友展基金会が名を連ねている。

 IGFでは13年に12大会、14年に50大会、15年に100大会、16〜32年に150〜200大会を開催する壮大なプランも発表。3年目までで興行として確立させ、将来的には中国から世界へ発信するという。

 猪木は「選手とスタッフを育成し、何班かに分けて全土を回れるようにしたい。将来の組織の大きさは想像以上だと思う」と、全土にIGFを拡大する構想を披露。猪木が中国にプロレス版“万里の長城”を築く。

(2012年6月29日)

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