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IWGPタッグ選手権は前代未聞の結末

 場外で飯塚(下)を痛めつける天山(撮影・石湯恒介)
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 場外で飯塚(下)を痛めつける天山(撮影・石湯恒介)

 「新日本」(16日、ボディメーカーコロシアム)

 前代未聞だ。王者の矢野通(34)、飯塚高史(45)組に前王者の天山広吉(41)、小島聡(41)組が挑戦したIWGPタッグ選手権試合は、両チームが一度もリングインしないまま両者リングアウトというIWGP史上初のバッドエンドとなった。

 入場から場外を荒らし回った飯塚がテレビ朝日の実況アナを襲い、天山が救出。そのまま開始ゴングが鳴らされ、場外乱闘が続く中むなしく20カウントが数えられた。大ブーイングを浴びた矢野が「両者リングアウトはチャンピオンの防衛だ!」とあざ笑って帰ろうとしたが、IWGP実行委員会と菅林直樹社長が急きょ再試合を命じた。せっかくの再試合も当然ながら大荒れに。天山と矢野がイスでチャンバラを繰り広げる中、無効試合の裁定が下された。

 天山は「レフェリー、アイツもグルちゃうか?オイ社長、どこ見とんねん?」と錯乱。「たたき殺さにゃ気がすまん!ベルト粗末にしやがって…ベルトが死んどんのや!腐っとんのや!」と、タイトルマッチらしさのカケラもない内容に怒りは収まらなかった。

(2012年6月17日)

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