「ＷＢＣ女子世界アトム級タイトルマッチ」（１９日、後楽園ホール）

　王者・小関桃（清水）がＶ８防衛へ仁王立ちした。１８日、都内で調印式と前日計量が行われ、挑戦者のジュジース・ナガワ（フィリピン）とともに規定体重（４６・２キロ以下）を３００グラムアンダーでクリア。王者は「パンチ力、パワーもあるナガワは後半に馬力で出てくるだろうが、自分も後半戦は自信がある」と、上から目線で挑発した。

　２０代最後の記念マッチとなる今回は“ももざる”キャラクターの応援Ｔシャツを１００枚限定で特注した。支援の輪も広がり「来てくれた人にあげるんですが、足りない」と、うれしい悲鳴。“ももざる”がお気に入りで「グッズも作る」と、長期政権を見据える。富樫直美（ワタナベ）、多田悦子（フュチュール）と並ぶ連続防衛も、ナガワの関門を突破すれば単独最多のＶ８を達成する。