なでしこ佐々木監督“謙虚に”V3宣言
「東アジア杯、中国‐日本」(20日、ソウル)
東アジア杯(20日開幕)の公式会見が19日、試合会場のソウルW杯競技場で行われ、女子日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督(55)は慢心を排除しての3連覇達成を約束した。
おごらず、謙虚に3連覇を目指す。佐々木監督は会見で、世界チャンピオン経験者の威厳を前面に出さず、一貫して隣国のライバルたちを持ち上げた。指揮官は落ち着いた口調で「隣国のライバルである韓国、中国、北朝鮮との力の差はない。チャンピオンではあるが、3連覇にチャレンジする立場にある」と強調した。
韓国メディアから「近年の世界大会で、アジアでは過去にない成績を残した。勝たなくてはいけないプレッシャーがあるのでは」と問われたが、「おごらず3連覇に臨む」と返した。主将のMF宮間は「マヤマ」「ミヤギ」など名前を間違えて呼ばれたが、「相手がどこの国というのはなく、自分たちがどれだけできるか」と冷静だった。