なでしこ雷雨で消化不良…米国に0-2

 「サッカー女子・国際親善試合、アメリカ0-2日本」(5日、米クリーブランド)

 女子日本代表「なでしこジャパン」は米国代表と対戦し、0-2の後半31分に雷雨で中断、そのままサスペンデッドとなった。試合の成立は国際サッカー連盟(FIFA)が判断する。FIFAランキング7位の日本は同1位の米国に序盤から攻め込まれ、前半27分にクリアミスを突かれ先制を許し、後半にも失点した。高倉麻子新監督(48)の初陣で3-3と引き分けた2日に続き、米国遠征の2戦目だった。

 日本が2点をリードされた後半31分、悪天候のため主審が試合を止めた。再開を待ったが、そのままサスペンデッドに。高倉監督は「今からエンジンがかかるところだったのに。ポジションを変えて、試したいこともあった」と消化不良の様子だった。

 立ち上がりから米国の攻勢に押され、2失点した。中盤を制圧されてダン、モーガンの突破を許しピンチが続く。耐えていたが前半27分、セットプレーでのクリアミスから先制点を与えた。立て直せないまま後半17分には中盤で球を失い、モーガンに決められた。

 この試合で主将を託された宇津木は「両方とも防げた失点」と話したが、準備する時間は限られており連係不足は否めなかった。高倉監督も「不安定な試合になってしまった」と残念そうに言った。

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