澤、代表引退否定「気持ち変わらない」
日本サッカー協会は16日、親善試合・カナダ戦(25日・エドモントン、28日・バンクーバー)に臨む、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバー21人を発表した。
アジア大会に続き、代表から外れたMF澤穂希(36)=INAC神戸=は「悲観的になってはいない。現役でやっている以上、代表に入れれば光栄なことだし、その気持ちは変わらない」と話し、引き続き代表でプレーする意思を示した。
初招集から21年。「長い代表生活で残してきたものに間違いはないし、外れても澤穂希が澤穂希であることに変わりはない」と、独特の言い回しで代表への思いを口にした。
「毎日サッカーができることに感謝している」という36歳は、この日のチームの非公開練習でもフルメニューを消化した。Aマッチ通算197試合82得点。その情熱が尽きることはない。