サッカーの２０１５年女子Ｗ杯カナダ大会（６月６日＝日本時間７日＝開幕）の１次リーグ組み合わせ抽選が６日、オタワで行われ、２連覇が懸かる日本代表「なでしこジャパン」はスイス、カメルーン、エクアドルとともにＣ組に入った。

　国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）世界ランキングは３位の日本に対し、スイスは１８位、カメルーンは５１位、エクアドルは４９位と恵まれた組み合わせとなった。世界ランキング１位の米国はＤ組、２位のドイツはＢ組に入った。

　１次リーグは２４チームが６組に分かれ、各組上位２チームと３位のうち成績上位の４チームの計１６チームが決勝トーナメントに進む。決勝は７月５日（同６日）にバンクーバーで行われる。

　２連覇を狙う日本には絶好の組み合わせになった。対戦する３チームは全て初出場の上、順当に１位通過すれば移動の負担も少ない。佐々木監督は「１位をキープし、いい条件で決勝トーナメントを目指すことを全員で心することが大事」とポイントを挙げた。スイスとの第１戦が重要になる。欧州予選を９勝１分けで突破し、１０試合で５３得点１失点と勢いに乗っている。初戦特有の重圧の中できっちりと白星をつかめば、残り２戦は実力的に問題ないだろう。