阪神・大和、FAでDeNA移籍…今まで虎でプレーしてくれてありがとう!
阪神からFA宣言した大和内野手が、DeNAに入団することが決まりました。2018年からは同一リーグで戦う敵に…。悲しいけれど、幾度となくチームの窮地を救ってくれた“虎の大和”の雄姿を振り返ります!
公開日:2017.12.3
【2006年11月3日デイリースポーツ紙面より】
阪神・前田大和内野手(18)が2日、倉敷市内の選手宿舎で契約更改を行い、現状維持の480万円でサイン。また来季から登録名を「前田」から「大和」に変更することを発表した。岡田監督から「秋季練習で大和でいったらどうか」と提案されての変更。指揮官から直接受けた言葉を胸にして“新生・大和”が猛アピールの航海へ乗り出す。
ファームながら、今季は遊撃のレギュラーとして全88試合中、83試合に出場。守備に定評があり、打撃も・260と結果を残した。「けがなくできたことが、すごい自信になった」。ただ、見据える先はあくまで1軍の舞台。登録名変更が「きっかけになれば一番いいと思うんで」と意欲をにじませた。
2007年、登録名「大和」としてアピール続ける
2年目となる2007年、新人選手も入団してくると大和への注目度は以前ほどではなくなります。それでも2軍のレギュラーとして、着実に力をつけてきているのが伝わってきます。
2008年、初めて春季キャンプ1軍メンバー入りも…
3年目となるこの年、大和は初めて1軍キャンプスタートとなります。ただ注目は2年目・野原将志に集まり、大和の扱いは小さめです。
しかし目立った活躍は見せられず2軍行き…。