「SUPER EIGHT」となって1年となりました
2月となり、僕たちのグループ名が「SUPER EIGHT」となって1年となりました。振り返るとあっという間でもありますが、一方でずっとやってきたような感覚もあります。
屋号が変わるのは大きなこと。でも僕らは僕らなんで、というような思いもどこかにある。ただ僕は「SUPER EIGHT」というグループがより好きになってきています。それは20周年という節目のライブを終え、色濃く感じているところです。名称が変わらないに越したことはないですが、変わるという決断をした以上、正解にするにも不正解にするもそれは自分たち次第。僕たちは正解にする自信があって改名したので。
1年前は『こっからやらな』、『やってやるぞ』という気持ちが大きかった。デビューから19年、結成から言えばそれ以上やってきたので、そう簡単に新たなグループ名がなじむとは思っていなかった。でも自分の肌感覚として、ようやく「SUPER EIGHT」、「エイトさん」と言われるようになってきた気がします。1年という月日がそうさせてくれたんだろうな。でもまだまだやと。もっとなじんで、前のグループ名を覚えてないくらいやらなあかんなと思っています。
また、日本テレビ系で2日に放送された「人生で1番長かった日」に出演させてもらいました。弟の結婚式であった日を中心に、家族の絆を特集してもらいました。長く出演している「ヒルナンデス!」でお世話になったスタッフからの企画で、めちゃくちゃしっかりとしたVTRを作ってもらいました。感想については野暮なのであまり言いたくないですが、誠心誠意やってくれて感謝しています。
もう8年ほど前になる弟の結婚式当日については、今でも描写として出てくるシーンがあります。弟から手紙を読まれた時、弟の友人代表が弟に感謝を伝えている場面や、弟と奥さまが一緒に歩いている画など。放送は、下の弟である三男と一緒に見たんですけど、涙を浮かべていましたね。この仕事も長いのですが、特別な番組なのであらためて「見たよ」と言ってもらうことが多かったです。センシティブな内容もあって、感想に気を使ってくれたかもしれませんが、当事者としてはそこまで気にしていないというか。人生、生きていればみんないろんなことがある。僕はたまたまそうだっただけなので。
僕にとってはスタジオに(櫻井)翔くんがいてくれて本当に良かったんです。収録時には言わなかったですが、母が亡くなった時に嵐からいただいたメッセージなどはすべて保管してあるんで。誇らしかったし、すごく感謝している。翔くんがMCやからこそ、話せたこともあった。ありがたかったです。
「人生で1番長かった日」という特番について、すてきな番組だったし、大切なスタッフさんが作っている番組なんで、これからもうまいこといってほしいなぁと思っています。