日本人初の9秒台に一番近い男!サニブラウンの素顔に迫る
続々と有力選手が登場し「日本人初の100メートル9秒台」の実現時間の問題。中でも最も近いと思われるのが、日本選手権で2冠を達成したサニブラウン・ハキーム。過去の記事を振り返り、その素顔に迫ります。
公開日:2017.6.26
翌日の決勝では堂々の2位。その際にも、大物を感じさせるコメントを残しています。
「陸上・日本選手権兼世界選手権代表選考会」(27日、新潟)
“怪物”ハキーム、200Mで堂々2位
男子200メートル決勝が行われ、ガーナ人の父を持つ高校2年生のサニブラウン・アブデル・ハキーム(16)=城西大城西高=は、トップ選手たちと互角以上に渡り合い、20秒57で堂々の2位となった。
前日の予選より0秒01タイムを落とし、世界選手権の参加標準記録(20秒50)には届かなかったが、「2番はうれしい。今できる全部を出し切った。納得いきます。この高いレベルでついていけたし、楽しかった」と充実の表情で汗を拭った。
“怪物”ハキーム、200Mで堂々2位
16歳にして日本トップレベルの力を示した“怪物”は「戦えたっちゃ~戦えた。でもまだ勝てない。来年は勝ちたい」と、キッパリ。異次元のスピードで進化を遂げる。
最終日の100メートルでも2位となったサニブラウン。“新星誕生”を強く印象づけました。
続くコロンビアでの世界ユース選手権で2冠!
サニブラウンの活躍は日本だけにとどまらず、世界ユース選手権でも素晴らしい結果を残します。
陸上短距離界の新星、サニブラウン・アブデル・ハキーム(16)=城西大城西高=が10日、世界ユース選手権(15日開幕・コロンビア)出場のため、出発した。ガーナ人の父を持つハーフだが、海外遠征は初めて。「ワクワクが止まらない」と、目を輝かせた。
怪物・ハキーム世界選手権切符狙う!
「目標は100、200メートルで2冠。200メートルは世界選手権の派遣設定記録(20秒28)も狙っていきたい」
怪物・ハキーム世界選手権切符狙う!