日本人初の9秒台に一番近い男!サニブラウンの素顔に迫る
続々と有力選手が登場し「日本人初の100メートル9秒台」の実現時間の問題。中でも最も近いと思われるのが、日本選手権で2冠を達成したサニブラウン・ハキーム。過去の記事を振り返り、その素顔に迫ります。
公開日:2017.6.26
日本陸上競技連盟は4日、8月の世界選手権(22日開幕・北京)追加代表を発表し、7月の世界ユース選手権で100、200メートルの2冠を達成したガーナ人の父を持つサニブラウン・アブデル・ハキーム(16)=城西大城西高=が200メートルで代表入りした。
サニブラウン最年少代表!世界選手権へ
16歳5カ月での出場は、83年ヘルシンキ大会の佐藤恵(沼垂高)の16歳11カ月を塗り替える日本史上最年少記録となる。
日本人最年少で世界選手権代表入り!
講演会では小泉進次郎議員に質問
“政界のプリンス”こと小泉進次郎衆議院議員(34)が23日、都内で、陸上で20年東京五輪での活躍が期待される若手選手「ダイヤモンドアスリート」の教育プログラムの一環として講演を行い、リーダー論を語った。
小泉進次郎議員にサニブラウンが質問
サニブラウンが「小泉さんの強いハートはどこからきているんですか?」と質問すると、「強そうにみえる?」と笑いながら、「皆さん、誰かにやれって言われて陸上やってる人いる?いないですよね。自分の決断で陸上をやっている。僕もそう。父親から『跡を継いでくれ』と言われたわけじゃない。自分で『跡を継ぎたい』と言った。辛ければ辞めればいい。辞められないのは、自分が選んだという思いがあるから。俺がこの道を選んだという思いが、自分を支えてくれる」と、熱弁を振るった。
小泉進次郎議員にサニブラウンが質問
大活躍を示すように各賞を受賞
陸上男子短距離で世界ユース2冠に輝いたサニブラウン・アブデル・ハキーム(16)=城西高=が27日、国際陸上連盟(IAAF)の年間表彰で、新人賞にあたる「ライジング・スター・アワード」を受賞したことを受け、日本陸連を通じてコメントを発表した。
サニブラウン、新人賞「実感ありません」
世界ユースで“人類最速の男”ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が持っていた大会記録を更新し、2冠を達成したことが受賞の決め手となった。今後の目標については「世界ジュニアでまた2冠を取り、オリンピックのファイナルで走りたいと思っています」と、力強く語った。
https://www.daily.co.jp/newsflash/general/2015/11/27/0008601103.shtml