日本人初の9秒台に一番近い男!サニブラウンの素顔に迫る
続々と有力選手が登場し「日本人初の100メートル9秒台」の実現時間の問題。中でも最も近いと思われるのが、日本選手権で2冠を達成したサニブラウン・ハキーム。過去の記事を振り返り、その素顔に迫ります。
公開日:2017.6.26
「陸上・世界ユース選手権」(19日・コロンビア・カリ)
怪物サニブラウン“ボルト超え”で2冠
男子200メートル決勝が行われ、100メートルを制したガーナ人の父を持つサニブラウン・アブデル・ハキーム(16)=東京・城西高=が、03年大会のウサイン・ボルト(ジャマイカ)の20秒40を上回る20秒34の大会新記録をマークし、2冠を達成した。同タイムはユース世界歴代2位で、日本高校新記録。8月の世界選手権(中国・北京)の参加標準記録(20秒50)もクリアし、追加での代表入りが濃厚となった。
帰国時には大胆にもウサイン・ボルトに“挑戦状”を叩きつけるようなコメントも!
陸上の世界ユース選手権(コロンビア・カリ)で男子100&200メートルの2冠を達成したサニブラウン・アブデル・ハキーム(16)=東京・城西高=が22日、成田空港に帰国した。
ハキームがボルトに挑戦状「引退前に」
200メートルでは、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が03年大会で記録した20秒40を上回る20秒34の大会新記録を樹立。“人類最速男”との直接対決にも意欲を見せ、「正直まだ勝てないけど、向こうが引退する前に」と挑戦状をたたきつけた。
ハキームがボルトに挑戦状「引退前に」
サニブラウンに世界1位・ガトリンも「すごい才能」
「陸上・世界選手権」(9月22日開幕、北京)
ガトリン、サニブラウンに“金言”
陸上男子100メートルの04年アテネ五輪金メダリストで、今季世界ランク1位のジャスティン・ガトリン(33)=米国=が12日、都内のTBSで行われた世界陸上(22日開幕・中国、北京)の制作発表会見にサプライズゲストとして登場した。
200メートル、400メートルリレーで対戦する可能性がある世界ユース2冠のサニブラウン・アブデル・ハキーム(16)=城西大城西高=について、キャスターを務める俳優の織田裕二から質問されると、「知ってるよ。すごい才能を持った選手だ」と認めた。その上で、レース映像を見ながら「フォーム的に腕が下がっている。上がってくれば、タイムもグッと伸びてくるだろう」と“金言”を送った。
ガトリン、サニブラウンに“金言”