日本人初の9秒台に一番近い男!サニブラウンの素顔に迫る
続々と有力選手が登場し「日本人初の100メートル9秒台」の実現時間の問題。中でも最も近いと思われるのが、日本選手権で2冠を達成したサニブラウン・ハキーム。過去の記事を振り返り、その素顔に迫ります。
公開日:2017.6.26
日本陸上連盟の年間表彰式「アスレチック・アワード」が16日、都内で行われ、来年のリオデジャネイロ五輪での活躍が期待される男子短距離の桐生祥秀(20)=東洋大=と、サニブラウン・ハキーム(16)=城西高=が来年の初対決の意欲を見せた。
桐生とサニブラウンが来年の対決に意欲
今年は桐生が故障している中、サニブラウンが急成長で世界の舞台に駆け上がったため、対決はなし。今年、追い風参考ながら電気計時では日本人初の9秒台となる9秒87をマークした桐生が「世界ユース2冠は率直にすごい。一緒に走ったら?どうなるだろう。分からない」と話せば、サニブラウンも「いつもテレビや雑誌で見ていた尊敬できる憧れの選手。一緒に走って勝負したい」と、意気込んだ。
桐生とサニブラウンが来年の対決に意欲
「2015毎日スポーツ人賞」の表彰式が17日、都内で開かれ、体操男子の内村航平(コナミスポーツ)と、陸上男子のサニブラウン・ハキーム(東京・城西高)が初対面した。
内村、初対面のサニブラウンにエール
内村は「(短距離2冠に輝いた世界ユース選手権で)ボルトの記録を抜いた選手ですよね?すごい選手が出てきた。ボルトみたいになってほしい」とエール。サニブラウンは「内村さんがいて、すごいところにきたと思った」と、オーラを実感していた。
陸上の世界ユース男子短距離2冠のサニブラウン・ハキーム(16)=城西高=が15日、東京都内で行われた「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式に出席した。
サニブラウン、王会長を「尊敬」
名だたるアスリートが勢ぞろいした中、緊張しながらもプロ野球・ソフトバンクの王貞治球団会長と一緒に写真を撮った。「憧れというか、レジェンドとして尊敬している。一緒に撮れて光栄です」と満足そうに話した。
順風満帆から一転…左太もも痛めリオ五輪断念
日本陸連は22日、男子短距離で昨年の世界ユース選手権2冠に輝いたサニブラウン・ハキーム(17)=東京・城西高=が左大腿部を痛めたため、リオデジャネイロ五輪代表最終選考会を兼ねた日本選手権(24日開幕・名古屋)を欠場すると発表した。18日の練習中に違和感を覚えた。
サニブラウンがリオ断念「悔しい」
陸連を通じて「今年初めから、目標の1つにしていたのがU20世界大会2冠とオリンピック出場だったが、断念することとなった。苦しい決断をしなければならず、本当に悔しい気持ちでいっぱい」と言葉をつづった。
https://www.daily.co.jp/general/2016/06/23/0009213456.shtml