陰の存在からイッキ主役に!フィギュア坂本花織のシンデレラストーリー
混戦とされたフィギュアスケート女子の平昌五輪代表に、宮原知子とともに選出されたのは坂本花織でした。活躍しても誰かの陰に隠れるような形だった彼女が急成長を遂げ、主役に踊り出るまでのシンデレラストーリー。
公開日:2017.12.26
「フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権」(20日、月寒体育館)
坂本花織 初V!平昌の新星だ!群雄割拠の女子ジュニア制し五輪候補に名乗り
男女フリーが行われ、女子はショートプログラム(SP)1位の坂本花織(16)=神戸ク=がフリー2位の124・52点、合計191・97点で初優勝した。
氷が溶けそうな熱戦を力でねじ伏せた。冒頭の3回転フリップ-3回転トーループの高さに観客がどよめく。中盤の連続ジャンプで着氷ミスが出たが、そこで崩れなかったのがライバルたちとの違いだ。
坂本花織 初V!平昌の新星だ!群雄割拠の女子ジュニア制し五輪候補に名乗り
平昌五輪も「来年シニアに上がれたら思い切っていきたい」と視野に入った。
坂本花織 初V!平昌の新星だ!群雄割拠の女子ジュニア制し五輪候補に名乗り
各大会で健闘!増していく存在感
「フィギュアスケート・ジュニアGPファイナル」(9日、マルセイユ)
16歳・坂本花織3位 悔し涙一転笑顔「表彰台に上れて良かった」
女子ショートプログラム(SP)2位の坂本花織(16)=神戸FSC=がフリー4位の合計176・33点で3位に入った。
坂本は朝から胸のドキドキが止まらず「今までの試合で一番緊張した」。
16歳・坂本花織3位 悔し涙一転笑顔「表彰台に上れて良かった」
演技後は悔し涙を流したが、表彰台に立つと「完璧ではなかったが、目標としている表彰台に上れて良かった」と笑顔が戻った。
16歳・坂本花織3位 悔し涙一転笑顔「表彰台に上れて良かった」