陰の存在からイッキ主役に!フィギュア坂本花織のシンデレラストーリー

混戦とされたフィギュアスケート女子の平昌五輪代表に、宮原知子とともに選出されたのは坂本花織でした。活躍しても誰かの陰に隠れるような形だった彼女が急成長を遂げ、主役に踊り出るまでのシンデレラストーリー。

公開日:2017.12.26

 「フィギュアスケート・西日本選手権」(5日、アクシオン福岡)
 男女フリーなどが行われ、女子はショートプログラム(SP)1位の坂本花織(17)=シスメックス=が118・96点でフリー2位、合計186・54点で優勝した。

坂本花織が優勝、アクシデントなんの

 表彰台の中央に立った坂本は「なかなかパーフェクトな演技ができず悔しい」と反省しきり。

坂本花織が優勝、アクシデントなんの

 三原、樋口新葉、本田真凜ら平昌五輪代表を狙う若手候補に名を連ねる17歳は「海外で200点を超えたことがない。それを超えてからどこまで(出場枠争いに)食い込めるか」と冷静に現状を捉えている。

坂本花織が優勝、アクシデントなんの
坂本花織「200点の壁は高いなあ」 フィギュア全兵庫Vもミス猛省

 「フィギュアスケート・全兵庫選手権」(19日、ポートアイランドスポーツセンター)
 男女フリー、ジュニア男女フリーなどが行われた。女子でショートプログラム(SP)首位の坂本花織(17)=シスメックス=はフリーで126・28点、合計194・20点で優勝した。

坂本花織「200点の壁は高いなあ」 フィギュア全兵庫Vもミス猛省

 3回転ループが2回転になるなどのミスがあった坂本は、優勝にも「ミスしすぎる」とがっくり。「200点の壁は高いなあ」と、いつもの底抜けの明るさも少し控えめだ。

坂本花織「200点の壁は高いなあ」 フィギュア全兵庫Vもミス猛省
2017年10月28日デイリースポーツ紙面

 「フィギュアスケート・スケートアメリカ」(26日、レークプラシッド)
 女子は宮原知子(19)=関大=がショートプログラム(SP)、フリーともに1位の合計214・03点で2015年のNHK杯以来2季ぶりのGP2勝目を挙げ、左股関節の疲労骨折からの復活を果たした。

坂本花織2位!200点超えで五輪代表争い激化 全日本選手権「ガチンコ楽しむ」

 今季シニアデビューの坂本花織(17)=シスメックス=が合計210・59点で2位に入り、GP初の表彰台。

坂本花織2位!200点超えで五輪代表争い激化 全日本選手権「ガチンコ楽しむ」

 演技を終えた瞬間、坂本は両手を突き上げぴょんぴょんと跳びはねた。得点を見ると「わぁ~、やった~!」と絶叫。これ以上ない笑顔で「よっしゃ~」とこぶしを握った。

坂本花織2位!200点超えで五輪代表争い激化 全日本選手権「ガチンコ楽しむ」

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