陰の存在からイッキ主役に!フィギュア坂本花織のシンデレラストーリー

混戦とされたフィギュアスケート女子の平昌五輪代表に、宮原知子とともに選出されたのは坂本花織でした。活躍しても誰かの陰に隠れるような形だった彼女が急成長を遂げ、主役に踊り出るまでのシンデレラストーリー。

公開日:2017.12.26

 筋力を取り戻した期間を聞かれると、なんと「半日で」。「復帰した日の朝の練習では何にもできなかったけど、学校行ってめっちゃ動き回ってたら、その後の練習ではだいぶ戻ってた。やっぱ普段の生活は大事やなと」と、笑いとばした。

超回復?坂本花織、インフルから「半日で」筋力戻す

世界ジュニアで3位も…扱いはまたも本田真凜の陰に

坂本は世界ジュニアという大舞台で3位と大健闘!しかしやはり注目は本田真凜。

2017年3月18日デイリースポーツ紙面

 「フィギュアスケート・世界ジュニア選手権」(17日、台北アリーナ)
 女子SPが行われ、連覇を目指す本田真凜(15)=大阪・関大中=は自己ベストを2・24点更新する会心の演技で68・35点の2位につけた。

坂本完璧SP3位!両手で「しゃ!」とガッツポーズ

 3位の坂本花織(16)=神戸FSC、5位の白岩優奈(15)=関大KFSC=もそろって自己ベストを更新。首位は70・58点のザギトワだった。

坂本完璧SP3位!両手で「しゃ!」とガッツポーズ

 全日本ジュニア女王の坂本が3位につけた。完璧な演技でフィニッシュすると、両手で「しゃ!」とガッツポーズ。苦手だった表現面でも「恥ずかしさの殻を破って、めっちゃ笑顔でアピールしました」と、表現力を示す5項目の演技点は首位ザギトワを上回り、本田に次ぐ2番目だった。

坂本完璧SP3位!両手で「しゃ!」とガッツポーズ
2017年3月19日デイリースポーツ紙面

 「フィギュアスケート・世界ジュニア選手権」(18日、台北アリーナ)
 女子フリーを行い、日本勢初の2連覇を狙った本田真凜(15)=大阪・関大中=はフリー2位の133・26点で、日本歴代3位の合計201・61点をマークして2位だった。フリー、合計ともに自己ベストを記録した。

真凜、悔しい2位… 連覇逃すも日本歴代3位 充実感漂う涙の200点超え

 坂本花織(神戸FSC)は3位、白岩優奈(関大KFSC)は5位で、日本は来季の出場枠、最大3を獲得。14歳のアリーナ・ザギトワ(ロシア)がジュニア世界歴代最高の合計208・60点で初優勝した。

真凜、悔しい2位… 連覇逃すも日本歴代3位 充実感漂う涙の200点超え

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