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イチロー健在2盗塁「運動量より多く」

2014年9月23日

 オリオールズ戦の7回、三盗を決めるヤンキースのイチロー=ニューヨーク(共同)

 オリオールズ戦の7回、三盗を決めるヤンキースのイチロー=ニューヨーク(共同)

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 シーズン終盤になっても快足は健在だ。試合前の打撃練習と守備練習の合間に行っている外野での50メートルダッシュは今や日課となっている。

 きっかけは9日ぶりに先発出場した8月19日のアストロズ戦だ。先発を外れた日でも室内でトレーニングをみっちり行い、万全な状態を保っていたつもりが、試合後は疲労困憊。試合に出ないことによる体力の低下、そして、室内でできることの限界を痛感した。

 イチローがシーズン終盤に短距離走をメニューに取り入れるのはメジャー14年目で初。その効果のほどは「それはわからない」としながらも「体力がこれから上がっていくことはないからね、年齢的に。運動量は年齢が上の人ほど多くしないと、という考え方はあるよね。僕はそんなことしてないけど、才能だけでできる年代ってあるわけだから、一般論として。だから、走る量は20歳の選手よりも40歳の選手の方が多くあるべきだ、って昔から思ってた。そう思って僕は20歳のときから(他の選手を)見てきたけど、やっぱりそうだなあと」と持論を展開した。

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