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マー君、ムネリンとの対戦が印象的

2014年10月2日

スーツ姿でメジャー1年目を総括したヤンキース・田中将=ニューヨーク市内のホテル

スーツ姿でメジャー1年目を総括したヤンキース・田中将=ニューヨーク市内のホテル

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 敵地トロントのでメジャー初登板は、初回に味方打線から2点の援護を受けながら、その裏に先頭打者弾、二回に2点適時打を浴びてあっさり逆転を許した。

 「あのスタジアム(敵地)での開幕戦だったので、その異様な雰囲気っていうのは覚えてますし、自分が投球練習してるときにもブルペンの上でファンから、意味は分からなかったですけど、ずーっと汚い言葉を言われてて、こんな中でずっとやるのかなあと思ってた。試合も序盤でダーッと3点取られて、日本のプロ野球でデビューした試合が頭によぎりました。二回途中で7失点でしたっけ。ここはなんとかしないとなっていうのがあって、結果的に3点で食い止めることができて勝つことができた」

 結果は7回6安打3失点(2自責)でメジャー初勝利。記念すべき試合となった。

 9月21日の試合は本拠地で行われ、右肘痛から75日ぶりにマウンドに上がった。

 「試合前にピッチングをするために(ベンチから)グラウンドに出たときにファンの方々からいただいた歓声であったり、そういうものがすごくうれしかったですね」。

 スタンドに向かって帽子を取り、感謝の気持ちを伝えた。試合は、70球の球数制限の中、5回1/3を投げて5安打1失点で13勝目。これが今季最後の白星となった。

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