吉田の軽率ミスでまたPK献上…日本代表直近6戦で4つ目
「国際親善試合、スイス2-0日本」(8日、ルガノ)
W杯ロシア大会に向け、欧州で事前合宿中のサッカー日本代表は8日(日本時間9日未明)にスイスのルガノでスイス代表と親善試合を行い、0-2で敗れた。
何度、同じことを繰り返すのか。前半42分、縦パスからDF酒井高があっさりと入れ替わられると、カバーに入ったDF吉田がペナルティーエリア内でファウルを犯してPKを献上。5月30日のガーナ戦に引き続き、軽率なミスが生んだファウルで先制を許した。
ピンチを生み出した酒井高は「PKにはなったが自分は戻り切れた部分もあり、2対1の状況を作れた。何でもかんでも、そのミスにフォーカスするのは違うかなと思う」と話し、痛恨のファウルを許した吉田は「個人のミスなので改善できる」。だが、海外組を含めたフルメンバーで挑んだ昨年11月のブラジル戦から直近6戦で4つのPKを与えている事実は極めて重い。
主将MF長谷部は「ガーナ戦もだが、本当にやられたなという感覚は、負けているが、あまりない部分もある」。だが、その感覚こそがW杯での致命傷につながりかねない。