本田32歳の誕生日に時間の大切さを説く「W杯は何回も出られる大会ではない」
「ロシアW杯・H組、コロンビア-日本」(19日、サランスク)
W杯ロシア大会に出場するサッカー日本代表が14日、ベースキャンプ地のロシア・カザンで初練習を行った。
この日の練習は国際サッカー連盟(FIFA)によって一般公開が義務付けられ、練習開始前には、地元クラブのロシア1部ルビン・カザン下部組織の子供たち約40人とモスクワの日本人学校の生徒約20人が日本代表を歓迎した。
ロシア入りした13日の夕食時には、同日に32歳の誕生日を迎えたMF本田圭佑=パチューカ=を選手、スタッフらが祝福。複数の選手によると、本田はスピーチで「W杯は何回も出られる大会ではない。全員これが最後かもしれないと思って、一日一日時間を大切にしてほしい」という趣旨の発言で時間の大切さを説いたという。
お返し!?として、サポートメンバーとしてチームに帯同しているFW浅野拓磨(シュツットガルト)が一発芸を披露し、場を和ませたという。
本田は13日には自身のツイッターを更新し「I’m not very conscious about time. I will value that more. Thank you as always. 時間に対する意識がまだ低い。もっともっと大事にしないと。。」(原文まま)と投稿していた。
14日の練習後、取材に応じることはなかったが、報道陣からの祝福の声に「ありがとう」と2度繰り返し、笑みを浮かべた。