フランスが5大会ぶり2度目の優勝 W杯閉幕 日本は下馬評覆しベスト16
「ロシアW杯・決勝、フランス4-2クロアチア」(15日、モスクワ)
6月14日に開幕したロシアW杯は、最終日の決勝でフランスがクロアチアを下し、自国開催だった1998年大会以来5大会ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。初の決勝進出を果たしたクロアチアは、同国最高位の準優勝。3位には決勝トーナメント初戦で日本を下したベルギーが入った。
フランスは前半18分、グリーズマンが敵陣中央右よりのやや深い位置からFKでクロスを上げ、ゴール前で競り合う中でクロアチア・マンジュキッチのオウンゴールで先制。同28分にクロアチアのペリシッチのゴールで同点とされた。同38分にペリシッチのハンドでPKを獲得。これをグリーズマンがゴール左に決めて勝ち越した。
後半に入ってからはフランスが得点を重ねた。後半14分にポグバが中央のやや深い位置からゴールを決め追加点。同20分には19歳のエムバペが右足でシュートを決めリードを広げた。
決勝トーナメントで3試合連続で延長戦を制してきたクロアチアは、同24分にフランスのミスにつけこんで、マンジュキッチのゴールで2点目を挙げたが、反撃もそこまでだった。
日本は下馬評を覆しグループリーグH組で1勝1敗1分け、勝ち点4で2位に入り決勝トーナメントに進出。3位に入ったベルギーに2点をリードしながら後半に逆転負けしてベスト16で敗退した。