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ケイバ熱盛ブログ「メンコは着けない」(4月13日)

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 栗東・井上です。桜花賞は◎リバティアイランドから痛恨の2着抜け。コナコーストはチューリップ賞で本命(6番人気、2着)だったのに…。さぁ、今週は皐月賞。やり返しますよ。

 昨年末、ある競馬媒体で『クラシックで絶対に覚えておくべき注目馬』をテーマにした対談企画がありました。皐月賞馬にファントムシーフを推奨し、穴目でトップナイフ。そんな2頭が無事、皐月賞に出走。4カ月ほど前の話ですからね。なかなか先見の明があるなぁ、と我ながら感心しております(笑)。

 トップナイフはメンバー最多のキャリア8戦。数を使わずにクラシックへ向かう馬が多い中、最近では珍しいケースです。手元で育てる-。それを意識し、実践してきたダービートレーナーだからこそ成せる技。経験を重ねながら、馬もどんどん成長しています。

 昆厩舎はメンコを着用しません。「メンコは着けた人間の満足感だけ。俺は開業してから23年、一回も着けたことがない」と昆師です。なぜでしょう?「馬は耳、鼻が人間の数倍すごい。聴覚や嗅覚が発達している。聞こえなくすると、馬は聞こう、聞こうとする。メンコを着けた馬は、音への拒否反応が出る。だから余計に敏感になる。音を消そうとするんじゃなくて“この音は怖くないんだよ”と教えてあげれば、馬も“こんな音で暴れなくていいんだ”ってわかる。競馬場で音が鳴らないようになんてできないから、音に慣れさせる方がいい。動物を育てるっていうのはそういうこと」。なるほど、分かりやすい説明です。

 デビューした頃はビビリだったトップナイフ。音も嫌がり、馬込みも苦手でした。昆師も「臆病で、ちょっとした物音に対しても敏感だった。他の厩舎だったら最初からメンコを着けられているよ」と当時を振り返ります。ところが、前走は狭いラチ沿いに突っ込む競馬で2着と奮起。今や、音にも驚くことはないそうです。

 メンコで矯正するのではなく、キャリアを重ねることで慣れさせたいい例でしょう。「コンスタントに使ってきたことで、“俺はこんなところでイライラしなくていいんだ”、“こうやって大人しくしていればいいんだ”って、馬が自分で処理をしてきた。賢いんだと思う」と指揮官です。

 メンコは着けない。師の信念に基づいて馬も成長し、地力を強化したトップナイフ。レースにも注目してください。

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