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松井圧巻！虎ドラ１この子もエエわ

2013年9月6日

韓国戦に先発し、６回無失点と好投した松井＝台中（撮影・藤田昌央）

　「１次ラウンドで仲間がいい投球をして、自分も休めた。仲間の頑張りに応えたいと思った。チームが勝てたのが大事」。１２奪三振で大会初戦を飾った台湾戦から中３日。２次ラウンド初戦でも重責を果たし、安どの笑みがこぼれた。

　硬いマウンドが合わず、初回は２四死球。制球に苦しんだ。だが、二回から脱力と軸足に体重を乗せることを意識して、すぐさま修正。最速１４８キロを記録した直球を軸に、変化球も決まりだすと、中盤からは韓国打線を寄せ付けなかった。

　今大会でバッテリーを組む森友とのコンビで、新たな味も出てきた。五回に左打者への内角スライダーで奪った見逃し三振は、相手が思わず腰を引くほどのキレ。初回のチェンジアップで奪った三振も「ストライクゾーンで勝負しようとした結果」と明かした。三振は６個ながら６回１０５球で余力を残して降板。残り３戦をにらみ、少ない球数で投げ終えたのもプラスだ。

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