「アメトーーク!」も「ロンハー」も視聴率UP 闇営業騒動で皮肉…

 反社会勢力との闇営業で24日に謹慎処分となった「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)やロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)らが出演予定だったレギュラー番組の視聴率が、軒並みアップしていたことが1日、分かった。また、宮迫らとともに闇営業に参加したお笑いコンビ・ザブングルへの処分が同日、所属事務所から発表され、謹慎期間が8月いっぱいと設定されたことも明らかになった。

 闇営業騒動に注目が集まっていることが、数字でも明らかになった。

 テレビ朝日系で6月27日に放送された「アメトーーク!」(木曜、後11・20)は、宮迫の出演部分を映さず、再編集して放送した。関東地区の平均視聴率は8・4%(前週7・6%)。同日深夜0時35分から放送された関西地区では、5・7%(同5・2%)で、ともにアップした。

 同局系で6月25日に放送された「ロンドンハーツ」(火曜、後11・20)もやはり田村亮の出演部分をカットした。関東地区では7・4%で、前週18日の4・6%より2・8ポイントも上昇した。

 暴力団関係者の会合で営業したとして、無期限謹慎処分を受けたスリムクラブの真栄田賢(43)が探偵を務める6月28日放送のABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」(金曜、後11・17)は関西地区で12・7%で、やはり前週の11・0%より上昇。この日の放送では“真栄田探偵”の出番はなく、出演部分を再編集して放送された形だった。

 6月24日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」(月曜、後11・56)は関西地区で3・7%(前週3・2%)だった。この日の放送では、宮迫が出演していない「実際どうなん!?木下大サーカス」を再放送したが、番組冒頭で宮迫処分前の放送回が流れる放送事故があった。

 それぞれの番組関係者は差し替えや再編集、スポンサーへの対応に追われた。騒動は各方面に波及したが、皮肉にも視聴率アップに“貢献”する形となった。(数字はビデオリサーチ日報調べ)

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