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「ブルージェイズ1-0マリナーズ」(23日、トロント)
10年連続200安打を達成したマリナーズ・イチロー外野手(36)は、クラブハウス内で、いつもの試合後と同じように自分のロッカーの前で取材に応じた。前人未到の偉業だが、イチローは淡々とその思いを語った。
◇ ◇
‐10年連続200安打を達成して率直に思うことは。
「チームメートがみんな祝福してくれて、なんか、あ、喜んでいいんだ、って思いましたね。2年前(批判的な報道も出た)のことがトラウマになっちゃってるからねぇ、チームメートの反応を見て、喜んでもいいんだなっていうことは、それでちょっとほっとしましたね」
‐08年も今季と同じように低迷したシーズンだった。
「あれ以降、僕の中では何を喜んでいいのかっていうのが分からなくなったりもした。去年はね、明らかな8(年連続)から(メジャー新記録の)9(年連続)っていうのがありましたけど、チームがこういう状況で、似たような結果ですからね、全体として。なんか、自分の感情の感覚っていうのが、あれ以降、ヘンな感じになったので、そういう難しさはあったかな、と思います」
‐開幕前から今年は200安打を強く意識をしないと言ってきた。これまでにないアプローチで達成したことについては。
「それもねぇ、なかなか難しいよね。僕はそうしたかったけど、なんかそういう(意識させる)方向に持っていかれていましたから、そこでも違和感があって、なんかへんな感じだでずっとやってましたからね。2年前は(自分勝手だという論調で)目標にすることすら否定されて、今度は目標にしてないのに、なんか、なんか、へんな感じですよね。その筋の通ってない感覚にずっと違和感を覚えながらのプレーでしたね」
‐200安打を意識しないという設定は、チームが勝つことを前提にしたものだった。しかし、チームは低迷。その設定はどう変化したのか?
「だから、それすらも言えないですよね、それもすごく苦しい、そういうことが苦しい、これからね、具体的な目標も出せなくなる。いろんなものをふさがれていってる感じがするので、どうしようかな、って感じだね」
‐今回は達成感、やったという気持ち、安ど感はあるものか。
「あるある、もちろんありますよ。ただ、表現しづらいというだけですよ。はい」
‐イチロー選手の中での200安打とは?
「簡単じゃないことは僕が一番知ってますからね。それはそれなりの思いがある」
‐10年の時間を実感することはなんですか?
「ひとつ言えるのは、なんだろう、10年をクリアして、1年目のスプリングトレーニングで、だれだっけなぁ、マイク・ハンプトンというピッチャーがいましたけど、あのピッチャーと対戦した時に、割と早い段階だったと思いますけど、『彼からヒットを打てると思いますか?』っていう質問が飛んできたんですよね。まぁ、あの質問は一生忘れないですけど、今日ね、10年200を続けてきて、ヒットが出ないとなんで出ないんですか、っていう質問に変わったわけですよね、10年後。そういう状況を作れたのはすごくよかった、と」
(続けて)
「僕はそれほど、10年前とアプローチとか、野球に対する思いとか変わってないですけど、そういう周りを変化させられたことには、ちょっとした気持ちよさがある。最初は侮辱から始まりましたから、かなり侮辱されましたからね、スプリングトレーニングでは」
‐200安打の回数でピート・ローズに並んだ。
「ぜひ超えてあげたいですね」
‐今季は投手有利のシーズンだと言われている中で、200安打を継続した。環境が変わっても結果を残している状況をどう感じているか。
「僕の中にはいろんなオプションがあるということは武器にはなりますよね。いろんな変化、ベースが大きくなったりする(=ストライクゾーンが広くなる)ことに対しても、オプションがある。ピッチャーの変化に対しても対応する引き出しがある。要するに幅を生むわけでしょ、それがないと結局、新しいものが現れたら対応は難しいよね」
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