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イチロー、代打右前打で打率・３７２

2014年5月2日

　マリナーズ戦の９回、代打で出場し右前打を放つヤンキースのイチロー＝ニューヨーク（共同）

　大型契約を結ぶ“レギュラー”３人の体調を優先した不規則な起用法。それでもイチローは試合前、試合中のルーティンを崩すことなく、出番に備える。最高のパフォーマンスを見せるための日々の積み重ね。残した成績は、６度のマルチ安打を含む、打率・３７２（４３打数１６安打）、出塁率・４００。

　毎年、“準備期間”と位置付けてきた４月。イチローが「（今季は）４月の段階からギアが入っている状態にしていかないといけない」と話したのは開幕直後のことだ。打席数は圧倒的に少ないが、５月１日時点の成績は過去１３年の同時期よりも高い自己ベスト。有言実行の結果にイチローは「うーん」と少し考えてから「それも僕の一部だと思ってる、という感じですかね」とさらりと言った。

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