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田中将、12日ぶりシート打撃で手ごたえ

2014年9月10日

12日ぶりにシート打撃に登板したヤンキース・田中将=ニューヨーク・ヤンキースタジアム

12日ぶりにシート打撃に登板したヤンキース・田中将=ニューヨーク・ヤンキースタジアム

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自身の投球に手ごたえを口にしたヤンキース・田中将=ニューヨーク・ヤンキースタジアム 首脳陣が見守る中、12日ぶりにシート打撃に登板したヤンキース・田中将=ニューヨーク・ヤンキースタジアム

 前回、シート打撃に登板した翌日に右腕全体に張りを訴えた。リハビリの予定を変更し、1週間を肉体強化に費やした。「いただいた1週間がいい時間としてきょうは出せたと思う」。右肘への負担を軽減するために取り組んでいる新フォームに関しても「自分の中でこういう感じで投げていれば、というのが出てきましたね。だから、比較的安定してきょうは投げられたと思います」と話した。

 この日、捕手を務めたマーフィーは「まだ全力では投げていなかったけどいいボールが来ていた。球速は89、90マイル(約145キロ前後)ぐらいの感じだった」と44球を受けた印象を語った。

 田中将の投球を見守ったジラルディ監督は試合前の会見で「よくなっていると思う。球にキレがあったり、球速も上がっている」と評価。今後については「翌日の状態を見てから」と慎重な姿勢を見せながらも「ブルペンで投げてからシミュレーションゲームか、(フロリダでの)教育リーグでの登板になると思う」と語り、シーズン中の戦列復帰には「可能性はあると思う」と話した。一方の田中将も「順調にいけば(シーズン中の復帰は)いけるんじゃないかなと思います」と自信を覗かせた。

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