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山中、八重樫とＷ世界戦へＫＯ宣言

2013年6月18日

チャンピオンベルトを手に意気込む八重樫東（中央左）と山中慎介（同右）。左は大橋ジム・大橋会長、右は帝拳ジム・浜田代表

　ボクシングの帝拳ジムは１７日、都内で会見を開き、８月１２日に東京・大田区総合体育館で、ＷＢＣ世界バンタム級王者・山中慎介（３０）＝帝拳＝が同級７位ホセ・ニエベス（３２）＝プエルトリコ＝と４度目の防衛戦、同フライ級王者・八重樫東（３０）＝大橋＝が同級１１位オスカル・ブランケット（２８）＝メキシコ＝と初防衛戦を行うことを発表した。

　山中の挑戦者ニエベスは２２勝（１１ＫＯ）２敗３分けの左ボクサーファイター。４戦連続となるサウスポーとの対戦に山中は「今回も自信がある」と気にしなかったが、６年ぶりとなる８月の試合には「気になりますね」と不安を口にした。これまで８月の試合は２度のみで、結果も引き分け、判定勝ちといまひとつ。山中は「代謝がよくて人より汗が出る。脚がつったことも。毎年１度は夏バテしますし」と説明。そのため「水分を小まめに、あるいは前日から摂（と）るようにする」と対策を話した。

　一方で大田区総合体育館での試合は初めてだが、２度試合観戦して、「いいイメージがある」。試合間隔が４カ月と短いのも「プラスになる。ＫＯしますよ」と歓迎した。