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錦織、脇腹に不安も圧勝で初戦突破

2013年5月28日

　バックハンドで強打する錦織圭（ロイター＝共同）

　「全仏オープンテニス・第２日」（２７日、パリ）

　男子シングルス１回戦で、２年ぶりに出場した世界ランク１５位で第１３シードの錦織圭（２３）＝日清食品＝は、同９０位のジェシー・レバイン（カナダ）に６‐３、６‐２、６‐０で快勝し、２回戦に進出した。２回戦では同５０位のグレガ・ゼムリャ（スロベニア）と対戦する。女子シングルス１回戦では１１年大会覇者で第６シードの李娜（中国）らが初戦を突破した。

　錦織が格の違いを見せつけた。第１セットの第５ゲームをブレークし、第２セットの第３ゲームまで８ゲームを連取し、ペースをつかんだ。全仏で２年ぶりの勝利に「出だしは硬くて、足も重かったが、満足している」と喜んだ。ただ、２月下旬に故障した脇腹に不安を抱え、第１サーブの確率が５１％と低く「痛みはないわけではない」と口にした。