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桜田淳子さん無言で17年ぶり公の場

2013年5月29日

弔問を終え式場を出る桜田淳子さん=東京都・青山葬儀所(撮影・園田高夫)

弔問を終え式場を出る桜田淳子さん=東京都・青山葬儀所(撮影・園田高夫)

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 相澤氏とは、06年に桜田さんがエッセー集「アイスルジュンバン」を出版する際、あいさつのために顔を合わせたのが、最後となった。この日は代表曲「わたしの青い鳥」が流れる中、祭壇に手を合わせ、無言の恩人と対面した。久しぶりの公の場とあって後輩の早見優(46)、香坂みゆき(50)、太川陽介(54)らと旧交を温めた。

 数多くのスターを世に送り出してきた相澤氏。亡きがらを乗せた車は、都内の安置所から東京・新宿のサンミュージック本社の前を通り、多くの社員、関係者が見送る中、式場へと入った。“父”を慕って、森田氏や聖子、酒井ら大勢の“息子”や“娘”たちが駆け付けた。

 戒名は、秀でた音楽の才能で人々の心を癒し、偉大なる名誉と多くの尊敬を集めた最高の人という意味を込め、「幸響院讃譽秀偉浄楽清居士(こうきょういんさんよしゅういじょうらくせいこじ)」と付けられた。誰もが「いつも明るく見守ってくれた」と言う、祭壇でほほえむ相澤氏の遺影を目にした多くの人が、涙した。

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