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【オークス】ミッドサマー、軽く一番時計

 美浦坂路で超抜時計をマークしたミッドサマーフェア(撮影・田村亮介)
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 美浦坂路で超抜時計をマークしたミッドサマーフェア(撮影・田村亮介)

 「オークス・G1」(20日、東京)

 今年6戦目とは思えない天井知らずの上昇ぶりだ。16日、美浦坂路に入ったミッドサマーフェアは楽な手応えのままグイグイ加速して、4F48秒8‐35秒7‐12秒5。ゴール前だけ強めに追われた程度で、この日の一番時計をあっさりと記録した。

 「あまり速くならないようにという指示だったけど、速かったな。きょうの坂は止まらなかったからな」。驚がくのタイムに、小島太師は思わず苦笑いを浮かべた。

 昨年10月のデビューから使い詰め。並の馬なら樫の出走権を獲得した時点でガス欠となるが、この馬に常識は通用しない。「今の時期の若い牝馬は体がさみしく映るものだが、この馬はパンパン。前走よりも迫力がある」と、使うたびに成長を遂げている。

 騎手時代、数々の栄光を手に入れた小島太師だが、不思議と牝馬クラシックには縁がない。オークスは3着が3回。調教師になってから3度の挑戦でも、掲示板を確保できなかった。「桜花賞の1、2着馬は強い。でもヤツらとは対戦していないからね。オレの馬も底が知れねえよ」。使い減りのしないタフな乙女が、牝馬の勢力図を覆す。

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