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「CBC賞・G3」(7月1日、中京)
狙い澄ました中京の開幕週に、昨年の覇者ダッシャーゴーゴーが登場する。女王カレンチャンを筆頭に、安田厩舎が誇るスプリント界三本の矢の一角。17日の函館スプリントSでは、単勝1・3倍の圧倒的な支持を受けたロードカナロアがまさかの敗戦(2着)を喫しただけに「悔しさをこの一戦にぶつけたい」と安田景助手は雪辱に燃える。
高松宮記念4着後は、京都府の宇治田原優駿ステーブルへ短期放牧へ。連覇を目指して、しっかりと乗り込んできた。1週前には栗東坂路で4F51秒6の好時計。「やはり夏場はいい。筋肉の質が違いますから。高松宮記念のときよりも全然いいですよ」。気温の上昇とともに“夏男”がグンと調子を上げてきた。
頼れる鞍上の存在も大きい。以前は行きたがる気性を考慮してソフトに仕上げていたが「横山典ジョッキーだと引っ掛かるそぶりがない。だから今回からは調教で追い込んでいこうと思っています。目標は先ですが、好発進といきたい」。昨年はトップハンデ58・5キロでV。気合が乗っている今なら、59キロの酷量も何のその。貫禄の走りで、連覇を成し遂げる。
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