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「宝塚記念・G1」(24日、阪神)
復活の勝利に、大粒の涙がこぼれ落ちた。1番人気オルフェーヴルが直線で力強く抜け出し、5度目のG1制覇。阪神大賞典で逸走し、春の天皇賞では自己ワーストの11着。揺らぎかけた最強馬を信じ抜いた池添は、あふれる思いを抑えられなかった。復権を果たし、夢は当初から目標に掲げていた世界制圧へと広がる。オーナーサイドも登録済みの凱旋門賞・仏G1(10月7日・ロンシャン、芝2400メートル)への挑戦に前向きな姿勢を見せた。
誰よりも信じていた。最強馬の復活を‐。「ありがとう。オマエ、頑張ったな」。池添は大粒の涙を流しながら、オルフェーヴルの首筋をそっとなでた。
7戦連続の1番人気。昨年のダービーから続く指定席だが、これまでにない重圧を感じていた。「自分が信じなきゃ誰がと思っていた」。メンコを外した効果もあったのだろう。前走とはハミの取り方が違う。道中は折り合いに専念して11番手を追走した。「“まだまだだよ”って押さえた。道中も“大丈夫か?って”手綱越しに会話をしたら“いつでも行ける”って手応えだった。いつものように口で合図を送ったら、いつもの沈む感じで加速した」。3冠レースを乗り越えて、有馬記念も制した人馬の呼吸は栄光の道を進んだ日々と同じくピッタリだった。
馬群の包囲網から抜け出したのは4コーナー過ぎ。ただ、前のあいた直線はライバルが避けた馬場の荒れた内めだった。「抜け出す脚が速かったし、悪い馬場でも加速した。“この馬が一番強いんだ”って言いながら追いました」。過去に宝塚記念に参戦した3冠馬2頭はともにV。復権をかけた3頭目も力強くゴール板を射抜いてみせた。
「本当にきつかった」。阪神大賞典で逸走して2着に敗れ、調教再審査明けの天皇賞・春では11着に沈んだ。「初めて騎手を辞めようかなって思った。G1に乗らない方が気楽でいいかなって…。でも、何のためにジョッキーになったのか?って。気分が晴れるのは勝ってから、ひとつの壁を越えるのも、この馬と勝ってからだと思った」。今年に入って勝てなくなったG1・4勝馬の失墜を自らが背負い込んだ。
何かに頼りたい。カレンチャンで制した3月の高松宮記念以来、勝負ズボンを着用したのもそんな思いからだった。「1勝の重みを知りました。今年が終わって“あんなこともあったな”って笑えたらいいですね」。自信と現役最強馬としてのプライドを取り戻し、ホッとした表情で笑った。
次は世界制覇だ。凱旋門賞挑戦プランが発表されてから始めた英会話の勉強は今も継続している。「昨年はその目標に向かって行ければと思っていましたから。トレーニングメニューを変えて体つきも変わった。後悔したくないから。7月に池江先生が現地に行くと聞いているのでついて行きたい。楽しみですね」。強い絆で結ばれた最強コンビがまた一歩、夢の実現に近づいた。
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