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ディープブリランテで日本ダービーを制した岩田康誠騎手(38)=栗東・フリー=が7日、兵庫ダービーが行われた兵庫県の園田競馬場で凱旋(がいせん)報告会を行った。91年のデビューから、06年にJRAへ移籍するまでの約15年間在籍した古巣。多くのファンから「お帰り!」と温かな拍手で迎えられた。
「園田で育って06年に(JRAへ)移籍し、7年目でダービーを獲ることができました。園田競馬あっての岩田です。僕も頑張るので、園田競馬も応援してください」と話すと大歓声に包まれた。
馬場内の大型スクリーンにダービーのレース映像が流れると「新馬戦に乗せてもらったときからG1を勝てると思っていた。(騎乗停止中は)一瞬たりとも無駄にしないように調教から乗って、あの馬の気持ちになった3週間だった。その熱い気持ちがダービーを勝たせてくれたと思う」と、当時の胸の内を明かした。
そして最終レース終了後には、古巣の仲間たちから祝福の胴上げをされ、宙を舞った。「去年は何が足りなかったのかを求めながら、2012年はひとつの目標として全国リーディングを獲りたいと思う。今週からまた、一頭一頭大事に乗っていきたい」とファンに約束。新たな誓いを胸に、さらなる快進撃を目指す。
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