ホーム > 競馬・レース > 競馬・レース最新紙面記事

【関東オークス】リーブル、南関牝馬2冠

 外から力強く差し切ったアスカリーブル(手前)が牝馬2冠を達成
【拡大写真はコチラ】
 外から力強く差し切ったアスカリーブル(手前)が牝馬2冠を達成

 「関東オークス・交流G2」(13日、川崎)

 中団を追走したアスカリーブルが直線で鋭く脚を伸ばし、JRA勢を下してチャームアスリープ以来、6年ぶりの牝馬2冠を達成。スパーキングレディーカップ(7月4日・川崎)、ジャパンダートダービー(7月11日・大井)への優先出走権も手に入れた。これによりグランダム・ジャパン3歳シーズンの全レースが終了。メイレディ(兵庫・保利良)がチャンピオンに輝いた。

 鮮やかな瞬発力を発揮して、中央の強豪たちをねじ伏せた。アスカリーブルがゴール前で豪快に差し切って、東京プリンセス賞に続く大タイトルをゲット。見事に牝馬2冠に輝き、3歳ダート女王の称号をつかんだ。

 作戦通りのレース運びだった。川島行師から「ペースは速くならないと思うが、動くのは(2周目の)向正面から」という指示を受けた鞍上の今野忠は、道中は内々の7番手できっちり折り合いに専念。サトノジョリーが早めのスパートで一気にレースが動くと、2周目の3コーナー過ぎからゴーサインを出した。

 ここからは末脚が武器のアスカリーブルの真骨頂。先頭に立ったサトノジョリーを目がけて、鞍上の左ムチの連打に応えて、グイグイと脚を伸ばす。メンバー最速の上がり3F39秒0の末脚を繰り出し、真っ先にゴールを駆け抜けた。

 「前走よりいい状態だったし、追い出してから反応も良かった。レースが上手で、いい勝負根性をしている」と今野忠は笑顔でパートナーの頑張りを称える。地方馬としては06年のチャームアスリープ以来の勝利となり、川島行師も「本当にうれしいね。4コーナーでの伸びを見て、勝てると思った。クラーベセクレタに匹敵するように成長してほしい」と喜びのコメント。

 次走に関しては未定だが、自厩舎で調整されて状態を見ながら決めていくことになりそう。まだまだ成長途上だけに、今後の活躍が楽しみだ。

デイリーオススメ情報

    関連サイト

ソーシャルブックマーク・RSS・google+1・twitter・Facebook

オススメ競馬写真ニュース








Copyright(C) 2011 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp