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「宝塚記念・G1」(24日、阪神)
なかなか出ない好タイムが、出来の良さを物語る。G1初挑戦のフェデラリストは20日、美浦芝でテンから飛ばし、6F76秒1‐33秒9‐11秒0。田中剛師は「予定よりかなり速い時計になってしまって」と一番時計に戸惑いを見せたが、蛯名は「最後の1Fで気合をつけただけ。無理はしていないし、先週が軽かったのでG1へ向けて、ある程度やるという気持ちで攻めた」と数字に驚きつつも動きには納得していた。
昨年6月に中山で500万下を勝利。続く札幌での2戦は4着に敗れたが、中央場所に戻った秋から快進撃が始まった。今年の中山金杯で重賞初制覇、さらに中山記念も優勝。大阪杯(2着)で連勝は4で止まったが、蛯名は「一戦ごとに競馬を覚えて、レースをするたびに良くなっている」と進化に目を見張る。
一線級相手だが「このメンバーでどこまでやれるかという気持ちはあるが、まだ底を見せていないし、楽しみはある」と期待を寄せる。母ダンスパートナーは96、97年に3着。勢いに乗る関東の5歳馬が、G1でも力を見せつける。
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