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京太郎、56年ぶり日本ヘビー級新王者

2013年7月26日

　日本ヘビー級王のベルトを腰に巻き歓喜の藤本京太郎＝後楽園ホール（撮影・持木克友）

　「日本ヘビー級王座決定戦」（２５日、後楽園ホール）

　５６年ぶりに復活したボクシングの日本ヘビー級王座決定戦は、同級１位の藤本京太郎（２７）＝角海老宝石＝が同級２位のオケロ・ピーター（４１）＝緑＝を６回ＴＫＯで下し、第２代同級王者となった。敗れたピーターは現役引退を示唆した。同級王座挑戦者決定戦は、３位の竹原虎辰（３５）＝緑＝が４位の樋高リオ（３２）＝渥美＝を３‐０の判定で下し、挑戦権を獲得した。

　最高の形で閉ざされた歴史の扉を開いた。Ｋ‐１ヘビー級王者から転向して１年半あまり。誰も腰に巻いてたことのない新調されたチャンピオンベルトを手にした京太郎は、リング上で涙を流した。「今までで一番しんどかった。本当にうれしい」と喜びがあふれた。

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