水槽内のタコが日本のロンドン五輪獲得メダル数を占うイベントが２７日、大阪府高槻市の西武高槻店で開かれた。２０１０年のワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会で有名になったドイツのタコ「パウル君」に倣い、兵庫・明石産のタコなどのＰＲを狙ったイベントだったが、メダル予想の結果はいかに！？

　占いは「タコ展長」と名付けられたタコが、兵庫県明石市の泉房穂市長の手で水槽に入れられてスタート。「タコ展長」は興奮して赤黒く変色し、約５分間、水槽内で大暴れ。最後は左エリアに入り、ロンドン五輪でのメダル数は北京五輪と同じ２５個と予想した。

　占いを見物した高槻市の４０代の女性は「タコつぼに入らなかったのは残念だけど、五輪がさらに楽しみになった」と話した。

　「タコ展長」は今後も一般からの要望に応じて各種予想イベントを行うが、イベントの大役を終えた後は、“故郷”の明石の海へ帰る予定。