大中小　文字サイズ

“元祖カー娘”道銀ひと足先に決勝進出

2013年2月17日

　創部２年目で決勝進出を決めた北海道銀行（左から小笠原、船山、小野寺、吉田、苫米地）

　「カーリング日本選手権・第５日」（１６日、どうぎんカーリングスタジアム）

　女子の上位４チームによる変則方式の決勝トーナメントが行われ、３連覇を狙う１次リーグ３位の中部電力は、同４位の札幌国際大を９‐６で下し、１７日の準決勝進出を決めた。同１位の北海道銀行は、同２位のロコ・ソラーレ北見（ＬＳ北見）を６‐３で退け、初の決勝進出。準決勝はＬＳ北見‐中部電力で行われ、勝者が決勝で北海道銀行と対戦する。優勝チームは２０１４年ソチ五輪国別出場枠が懸かる３月の世界選手権（ラトビア・リーガ）に出場する。

　０２年ソルトレークシティー、０６年トリノ五輪に出場した“元祖カー娘”の小笠原（旧姓小野寺）、船山（旧姓林）が率いる結成２季目の北海道銀行は、ＬＳ北見を下して決勝進出を決めた。第３エンド、見事なダブルテークアウトで２点をもぎ取った小笠原は「狙うしかなかった。あそこで２点とれて良かった」とニッコリ。引退、結婚、出産を経て、７年ぶりの日本選手権決勝に「家族、子供も見てくれると思う。いいプレーを見せたい」と意気込んだ。