ＤＦ長友佑都が所属するイタリア１部（セリエＡ）のインテル・ミラノがサンシーロに別れを告げ、新スタジアを建設する計画が迫っていると、４日のイタリア紙コリエレ・デロ・スポルトが報じた。

　これまでにもスタジアム新設の話は出てきたが、金融危機などの影響で計画の具体的な発表はなかった。しかし、今回は数カ月後に重要な発表があるかもしれないという。インテルのモラッティ会長が理想としているのは、イングランド・プレミアリーグ、アーセナルの本拠地エミレーツスタジアム。収容は５万５０００人から６万人、さらにインテルミュージアム（博物館）やレストラン、託児所などを併設するのが新スタジアムのイメージだという。現ホームスタジアムのサンシーロはミラノ市が保有しており、新スタジアムが建設されれば少なくとも今の２倍の収益を得られるのではと推測される。