坂の上の天に…長友の原点は八丈島の坂
2014年4月26日
「2部練習で、午前がフィジカルトレーニング、午後はボールを使った練習でした。その間に坂道を走っていたんです」。木場トレーナーも苦笑しながら振り返るほど、長友はトレーニングの虫と化していた。
昨年の前半はコンディション不良に悩まされ続けていた。左膝を2度痛め、一時は出場が危ぶまれた6月のコンフェデ杯でも満足のいくプレーができないまま1次リーグで敗退。イタリア相手の善戦で一定の手応えをつかんだチームとは裏腹に、個人としては消化不良の思いを抱いていた。
特別指定選手としてFC東京に登録された07年から指導を受けている木場トレーナーと、何が足りないか、何をすべきなのかを話し合った。たどり着いた答えが坂道ダッシュだった。
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