ホットライン機能せず追い込まれた日本
2014年6月16日
各組で3試合を戦うW杯。しかし、ある監督は「W杯はトーナメントなんだ」と表現したことがある。前回の南アフリカ大会で初戦を落として決勝トーナメントに進出したのは10カ国中わずかに1カ国。90パーセントの確率で1次リーグ敗退が決まったことを考えると、W杯初戦の持つ意味は、まさしくトーナメントの様相を呈している。
雨の降るレシフェで日本代表は、コートジボワールに1-2の逆転負けを喫した。期待が大きかっただけに、大きな落胆。その現実を客観的に見れば力負けである。
確かに勝つチャンスはあった。ただ、それは日本のチーム状態が万全の場合だ。残念ながらこの試合の日本は、万全とはほど遠い本来のパフォーマンス以下の出来だった。
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