ネイマール離脱…不安な王国攻撃陣
2014年7月5日
ブラジルが準々決勝でコロンビアとの南米対決を2-1で制し、優勝した2002年日韓大会以来となる準決勝進出を果たした。前半7分にCKからセンターバックのチアゴシウバが押し込み、後半24分には同じセンターバックのダビドルイスがFKを直接決めた。コロンビアの反撃は、同35分のロドリゲスのPKによる1点に終わった。
同じ背番号10、同じ22歳というブラジル・ネイマール、コロンビア・ロドリゲスというエース対決が注目された試合。両選手とも球際で厳しいチェックを受けた。ネイマールは背後からスニガのチャレンジを受けて、後半43分に担架で退場。ロドリゲスも、フェルナンジーニョとマイコンが反則覚悟の激しいプレーで対応した。
印象に残ったのは、コロンビアの22歳の方だった。厳しいチェックにもひるまず、2点をリードされた後も劣勢を覆そうと奮闘し続けた。PKにつながった反則も、彼のスルーパスが起点。試合ごとにエースの自覚と風格が備わってきた感があり、今後がますます楽しみだ。
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